MM141-S作成完了
水曜日にネットで注文して木曜日に宅配されてくるというアスクル状態のスピーカーキットでしたが、土曜日の昼過ぎから作成に取り掛かり、ものの1時間位で写真のように組みあがりました。
作成はスライスされた板を付属のマニュアルにしたがってくみ上げてゆき、ボルトで固定するだけ。接着や加工は一切必要ありません。まさにプラモデル感覚。作成に熱中してしまい、製作途中の写真をほとんどとっていませんでした。
速攻で以前ここでも書いたアンプ(DENON D-M51DVS)に接続。多分ふつうのオーディオ愛好家はこんなアンプには繋げないのだろうが、うちにはこれとミニコンポしかないのでしょうがない。
最初は「あれ?音小さいなぁ」というくらいの感じで特に低音がでいませんでした。8cmのスピーカーユニットではこんなものなのでしょうか。でもボリュームをあげていったらだいぶよいバランスになってきたので、そのまましばらくiTuneからジャンル”jazz”で流していました。だんだんなれてきたのかボーカルの低いところまではよくなるようになり、「こんなもんかなぁ」という感じでしたが、やはり自作スピーカーにはエージングが必要とかってにマニアぶってみて、iTuneでお気に入りのネットラジオ"SmoothJazz.com"をかけっぱなしにして、rhymester.net忘年会へ。
忘年会があまりに楽しかったので、帰宅は3時過ぎだったと思う。ボリュームをあげて視聴したくなったが、深夜なのであきらめて電源OFF。
日曜日 起きてまずしたことはスピーカーのボルトの増し締め。一日中iTuneから音楽を垂れ流し状態でエージングを続ける。低音少しはなってきたかな?
月曜日 ちょっとお休み
火曜日 朝から鳴らしっぱなしで出社。帰宅後クラシックのチャンネルを試す。ボリュームを上げるとかなり低音も鳴るようになりました。いままで僕がクラシックをあまり聴かなかったのはちゃんと再生ができるステレオがなかったことが大きな原因だったと気が付く。良い音で再生できればつまらなくは聞こえないです。
いまのところの感想では、女性ヴォーカルがピッタシあいますね。定位がしっかりしているので、ボリュームをあげると目の前で歌っているようです。ジャンルとしてはJazzがかっこ良いです。スタジオ録音ものでは特にサックスなどはブレスの感じまで再生してくれます。オーケストラもホールのエコーや重低音の響きを再生するところまで行きませんが、一つ一つの音の分離がとてもよく聴きやすいです。問題はロックを聴くときです。ドラムセットのハイハットやシンバルの音が目立ちすぎて、ボーカルが引っ込んでしまいます。とくにOTなどの男声ではこれが顕著ですね。もともとマスタリングがミニコンポやラジカセでの再生に最適化されているのでしょうか。もっとギターとボーカルがどーんと前に出てきて欲しい感じはします。
このキットの良いところは一回作ったら終わりではなく、ばらして組みなおすことができるので、いろいろ手を入れていく楽しみがあることです。とりあえず「リプトン吸音材」でも入れてみるかな。お金かからないし。
かかったお金
MM-141S(ペア) 27,300
FOSTEX FE-87E 2,740 * 2
送料 1,370
値引き -1,400
合計 32,750
さて市販の3万円のスピーカーより良い音が出ているのでしょうか?
だれかその辺の耳を持った方、うちに視聴にきませんか。
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